崖地で有効な建物について



株式会社カツキ 不動産部の千田です。


先日、保土ヶ谷区で注文住宅を建築するお施主様と請負契約を締結させて頂きました。


敷地の背中側が崖状になっている立地でして、横浜エリアではよく見る光景ですが、

この様な立地で住宅を建築する時、木造や鉄骨造だと敷地面積を有効に使えません。


なぜかと言うと、崖などが崩れてきた時にそれを支えるRC造の防護壁が必要となり、

さらにそこから距離を離して建物を建築しなければならないので、敷地面積の半分も

使えないというケースがほとんどです。


ただ唯一これを回避できるのがRC造でして、躯体で崖崩れ等を防ぐ事ができるので、

わざわざ何百万円も掛けてRC造の防護壁を築造する必要がなく、崖から何メートルも

離して建てるという事もない為、敷地を最大限有効に使う事が可能となります。


今回のお施主様は当初、木造や鉄骨造のハウスメーカーさんに相談されたみたいですが、

回答は上記内容と同じで敷地の半分も使えないので、現実的なボリュームの住宅建築が

出来ないとのご相談を受け、晴れてRC造建築のお手伝いをさせて頂く事になりました。


崖が絡む立地では、形状や高さなどで法規や条例が異なる為、一般の方では分からないと

思いますので、まずはご相談ください。


ご相談・お問い合わせはお気軽に千田までどうぞ。